お越しいただきありがとうございます。気が向いた時に更新していますので、それほど多くの情報を提供できませんが、Macユーザや趣味を同じくする方々の参考になれば幸いです。
とりあえず以下の情報を提供しております:
海外に移住して、子供とともに飛行機熱が上がると同時に、昔かじったRC飛行機熱が甦ってきました。最初はトイラジで感をとりもどして...と思ったのですが、やはりトイラジ。結局電動機をマジにはじめています。(とは行ってもPark Flyer程度で...)
ここ数年、何故か子供時代に好きだった震電にこだわっています。別にスカイクロラの散香とか仮想戦記やゲームがどうとかじゃなくて(というか、海外在住なので、その手の情報には疎いので)、小型機用のとある空港の近くに住むようになってから、私の子供達も飛行機が好きになったことから、私の子供時代の飛行機に対する情熱がよみがえってきたからです。
そんなこんなで、私は今更飛行免許を取るなんてのは(体力的に今の仕事を続けつつってのは)無理なので、子供と遊べるようにともっぱら紙飛行機とペーパーモデルで楽しんでいます。ただ公園で零戦などの有名な帝国海軍機などを飛ばしたりするには、(住んでいる土地柄、実際に帝国海軍に攻撃された背景もあるため)年配の方などで参戦経験や戦争経験のある方々など気を悪くする人が出ないように気を配る意味からも、自作の場合はマーキングを別物にしたもの(個人的にブルーインパルスっぽくしたもの)、実戦には使われなかった震電のような機体、あるいは米英機などを飛ばしています。
(2009年末からドイツに移住し、特に気にせずにラジコンも含めて零戦などを飛ばせるようになりました。)
なかでも震電がなぜか子供達のお気に入りで、(幼児にとってカナードが特徴的で識別しやすいのか、名前が言いやすいだけなのかも知れませんが)、最初はWebで見つけた紙飛行機やぺーパーモデルに始まり、今はオリジナルモデルを作成中です。
NHKエンタープライズ様に感謝!貴重なインタビュー番組がDVDとして入手できます!
(日本語字幕とかつけてくれませんかね?)
なんとかA4一枚で細かな調整ができるようなパーツを収めることができるようになりました。簡単な説明(英語)がPDF中に書き込んでありますが、日本語版詳細解説ページを用意しております。
気がつくと、2009年はどういうわけか「震電」がこれまで以上に取り上げられているように感じます。それはなぜか?
中ハシ克シゲさんによる"Shinen Project"が遂に完了!これまでのZERO Projectとは異なり、来場者に分解した部品を配布するという形式で幕を閉じたそうです。
TAIYOと言えば、スカイ倶楽部やフライトマスターシリーズで初心者でもスケール機を楽しめるトイラジを出していますが、ついに震電を手がけるとのこと、私も実はタイヨーの零戦シリーズや他の機体では遊ばせてもらっていますが、この震電は買いですね!
BAD NEWS!
試作品の参考出品も無事行い、発売予定月直前に解散・清算が決定されてしまいついに量産に至らなかったとは、まるで、実機の震電が実戦に間に合わずに敗戦を迎えたとのと同じ感じで残念でしかたがないです。(もし量産プラン等があったのなら、どっか別の会社が権利等買い取って販売してもらえませんかねぇ...)
造形村の初のスケールモデルは1/32震電!思わず予約してしまいました。
やっぱり"散香マークB"と言えば、震電がモデルでしょう。この機体をCMなどで見かけただけでも、かつて震電の写真を見たり、プラモを作った人は震電を思い起こさずにはいられなかったでしょう。
ラジおやじ 岸 清勝さんのR/C研究所にて詳細が報告されています。ついに京商までが手をだすのかぁ...
さわり程度に重心を推定したときの図面(Webで入手した三面図をトレース・算定したCanvasのファイルをJPEG変換したもの)と、割り箸胴体試作機(重心の確認・調整と飛び具合のチェック用に作成したもの)をお見せしておきます。
Traced basic paper plane structure and finding the CG (center of gravity) point.
側翼(垂直尾翼)がMAC(Mean Aerodynamic Chord:空力平均翼弦)あたりに位置しているのがわかります。
このようなWebで入手できる図面がどれくらい信頼できるか不明ですが、この正面図からも側翼(垂直尾翼)あたりで主翼の上反角が変わっていることがわかります。
Experimental "chopstic-fuselage" model for adjusting CG and flight performance.
使った割り箸の先細具合が良かったのか、上記図面の機体長に合わせてカットした割り箸に翼を固定しただけで重心調整無しでほぼ上図の重心位置が得られ、自宅屋内テスト飛行ではわずかな調整で良好の結果を得ています。この機体では側翼(垂直尾翼)の強度を上げるのため、実機より少し深めに主翼に差し込み、さらに補強板を加えています。上反角の変化具合がやはり紙飛行機として飛ばすために胴体近傍が強めに付けてあるので、実機より顕著になっています。逆にこの強調した"ガルウィング"とカナードの組み合わせだと、まさにカモメが滑空するような感じが得られます。(震電館で見た鶴野さんのインタビューの「カモメ」うんぬんを思いだしますね)
市販やWebで入手できるの震電のぺーパーモデルは、リアルなものは経験者向け(Orlik 16号やwww.pmodel.netの震電)、あるいは簡便に作れても微妙に震電に似てない(集文社さんのペーパーモデルミニ局地戦闘機震電)、飛ばせるけどもちょっと入手困難(Trotskiy's Studioさんによる素晴らしい飛行モデル:著作権をないがしろにするユーザーにご苦労されているようです...ご心労お察しします)、デフォルメされている(ねこくらふとさん、とてもかわいい震電です)などで、できれば小さいお子さんでも簡単に作れて、しかも震電らしさを維持したペーパーモデルってものはなかなか見つかりません。
プラモデルに走るというのもありですが、塗装の手間暇もかかりますので、やはりペーパークラフトがやはり手頃でしょう。自分の子供に与える際も、プラモのように有機溶剤系の接着剤や塗料を使わず、インクジェットプリンタとのりとはさみで事足りるので安心できます。
そこで目標として、
ペーパーモデルを公開できるように、鋭意努力しております。が...公開はこれまたいつになることか...